情報メディア「gamesindustry」の報道によると、中国の大手企業「テンセント」は最近「Zoran Roso」氏をマーケティングディレクターに任命し、グローバルなパブリッシング事業を担当すると発表したとの事。
「Zoran Roso」氏は過去20年間、ドイツのゲーム業界の重要人物として、「アクティビジョン・ブリザード」、「テイクツー・インタラクティブ」、「ソニー」等の大手企業で幹部を務めてきた。
「テンセント」は、「Zoran Roso」氏の起用は国際的な影響力を拡大するための戦略の一環であり、これによりもっと多くのゲームをリリースする事が可能になり、同時にゲームのライブ事業をサポートする事が出来ると述べた。
グローバルマーケティングディレクターである「David Tyler」氏は、「Zoranの協力を得られることを嬉しく思います。Zoran氏の豊富な経験はテンセントゲームスのグローバルマーケティングチームを更に強くする事ができ、他のチームやパートナースタジオをより一層サポートする事が出来ます」とコメントしている。
「テンセント」から発表された2021年第3四半期の財務報告によると、同社の海外でのゲーム事業の売上高は前年同期に比べて20%増となっており、今後の海外市場での動きに引き続き注目していきたい。