4月14日、中国の大手エンタメ企業「パーフェクトワールド」が2021年の通期決算を発表した。テータによると、同社の2021年の通期収入は85億元に達し、純利益は3億7000万元となっているとの事。そのうち、ゲーム事業の総収入は約74億2100万元で、純利益は約7億2000万元に達している。
2021年の年末に、同社は米国にある自社の開発スタジオ及びパブリッシャーチームを売却し、2022年の第1四半期で正式的に手続きを完了させ、約4億元の非経常的な利益を獲得した。注目タイトル『夢幻新誅仙』は2021年6月25日でベータテストを開始し、テスト期間で約16億元の売上を獲得した。自社開発の二次元オープンワールドゲーム『幻塔』も2021年12月16日でベータテストを開始し、初月の新規ユーザー数が1000万人を超え、初月で5億の売上高を獲得したという良い結果を残した。
2021年、同社の自社開発事業への投入資金は22億元に達し、前年同期に比べて約39%増となった。現在では、同社は『黒猫奇聞社』、『天龍八部2』、『朝と夜の国』、『ワンパンマン:ワールド』、『ミリオンアーサー』、『誅仙2』、『完美新世界』、『神魔大陸2』、『誅仙世界』、『Perfect New World』等色んなタイトルを含んだ豊富なラインナップを有しており、『霊籠』等の新規タイトルも引き続き制作している。
『パーフェクトワールド』によると、市場環境の影響及びゲーム事業の戦略的アップグレードの影響を受け、ゲーム開発事業への投資の増加及び新規タイトルのリリース日の延期により、2021年の通期業績は予想よりも下回っているとの事。