先日、中国のゲーム企業「Yoozoo Games」は2021年の半期財務報告を発表した。データによると、報告期間内の売上は17億6700万元で、前年同期に比べ29.79%減少した。会社に帰属する純利益は2億6300万元で、前年同期比46.86%の減少となった。
営業収入が前年同期比で減少した原因は、主に2020年上半期は中国国内と海外のコロナの影響でゲーム事業の売上は比較的に高かった事によるもので、コロナが段々と収まった今では収入が減少するのも当然の事。報告期間内、同社はフォーカス戦略と精確な成長戦略を実施し、広告の精度とROIをより重視し、広告を出す量を削減したため、上半期の売上の規模に一定の影響を与えた。
親会社に帰属する純利益が前年同期比で減少したのは、主に今年上半期の営業収入が一定程度減少した事によるもの。同社は開発と運営の一体化という戦略的方向性を堅持し、自社の研究開発力をさらに強化し、研究開発への投資を前年同期比に比べて大幅に増加させ、今年上半期の同社の研究開発への投資額は2億9500万元に達し、前年同期に比べて70.72%の大幅な増加となった。
現在「Yoozoo Games」の主な事業内容は、モバイルゲーム及びブラウザゲームの開発・パブリッシング・運営等。同社はカードとシミュレーションの二つのジャンルを重点的に力を入れ、現在運営しているゲームは30本以上に達している。その中の代表的なタイトルは『少年三国志』、『少年三国志2』、『少年三国志:零』、『荒野乱闘』、『成り上がり~華と武の戦国』等がある。
今年の下半期、「Yoozoo Games」はMMOスマホゲーム『新盗墓筆記』、ロボット格闘ゲーム『Metal Revolution』、『Simure Vikings』等の新規タイトルをリリースする予定で、より多くの売上を獲得する事が期待されている。