9月8日、中国の国務院は「中国婦女発展要綱(2021-2030年)」と「中国児童発展要綱(2021—2030年)」を発布した。その中の「中国児童発展要綱(2021—2030年)」では、未成年者のゲームに関する重要な指示が出され、インターネットでの未成年者の保護を強化し、インターネットの監督・管理をさらに強化する事が求められているとの事。
未成年者と安全の面では、特に未成年者がインターネットに依存する事を積極的に予防・介入し、不良コンテンツやプライバシー漏洩などの問題に効果的に対処する事が求められている。
要綱の具体的な内容は以下の通り:
インターネットの監督・管理を強化し、インターネットコンテンツの監視、識別、通報、処理の制度を改善・実施し、インターネットを利用して不良な情報を流したり、未成年者の心身の健康を害する行為を行ったりすることを法律に基づいて処罰する。
オンラインゲーム、ライブ配信、オンラインソーシャル等のインターネットサービスを提供するプロバイダーは、そのサービスを利用する未成年者のために、法律に基づいて対応する時間、権限、消費等を管理する機能を設定し、ライブ配信のアカウント登録サービスを16歳未満の未成年者に提供してはならない。
良好なインターネット環境を作るために礼儀作法に関する教育を強化し、低俗で暴力的なネット発言の蔓延を断固として阻止する。国が定めた未成年者のオンラインゲームにおける電子身分認証を実施し、ゲームのカテゴライズ、コンテンツの審査、時間制限等の措置を改善し、未成年者の個人情報とプライバシーの保護を強化する。