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「Netflix」は正式にゲーム業界に進出し、初期段階はモバイルゲームを中心に展開

2021年7月20日に、「Netflix」は正式にゲーム業界に進出する事を発表し、新しいゲームサービスは既存メンバーに対して追加料金無しで受けられると発表した。「Netflix」は自社が現在ゲーム業界への進出の初期段階にあり、まずはモバイルゲームを中心に展開して行きたいと述べた。

「Netflix」は前四半期にアメリカとカナダで約40万人のメンバーを失い、一部のアナリストは現在のサービスがピークに達している可能性を示唆している。しかし、「Netflix」はゲームを通じて更なるエンターテインメントの価値を提供できると考えている。

「Netflix」のゲーム関連のプロジェクトとしては、『ウィッチャー』、『ソニック』、『悪魔城ドラキュラ』等のゲーム作品に基づいて数十本の映画を制作した実績がある。

「Netflix」は株主に対して、以下のように述べていた:「私達はゲームをオリジナルの映画、アニメやトークショーのような新しい番組のジャンルとして捉えている。映画やドラマのプロジェクトには引き続き関心がありますが、既存のコンテンツに投資して成長させるには長い道のりがある。10年間ずっとオリジナルコンテンツに注力してきましたが、メンバーがゲームをどのように見ているのかを知る時が来たと思います」。

「Netflix」は競合他社のようにゲームスタジオを積極的に買収しているわけではなく、あくまで自社の運営方針を変える事を中心として事業を展開している。

「Netflix」は、他のストリーミングサービスよりもソーシャルアプリのような存在になりたいと考えていて、この分野における主な競合相手は自分自身と述べている。

現在、「Netflix」には約2億900万人の有料メンバーを有しており、それに続くのが「Netflix」の約半分の有料メンバー数を有する「Disney+」。ストリーミングサービスで10年以上もリードしてきた「Netflix」にはこれまでにない斬新なサービスを試し、小規模なサービスでは負担できないようなリスクを負う事が可能となる大きなアドバンテージを有している。

 

 

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