広東省ゲーム産業協会は近日、「2021年広東ゲーム産業データレポート」を発表した。データによると、広東省のゲーム産業(PCゲーム、モバイルゲーム、ブラウザゲーム、その他のゲームを含む)の2021の売上高は2322億7000万元に達し、全世界の売上高の25.9%を占める見込みで、広東省のゲーム産業は中国、更には世界のゲーム産業に与える影響力は徐々に強まっている。
広東省のモバイルゲームの売上高は2021年に1815億8000万元に達し、全国のモバイルゲームの売上高の80.5%を占める見込みである。広東省のPCゲームの売上高は467億2000万元に達し、全国のPCゲームの売上高の79.5%を占める見込みで、2020年に比べて増加した。広東省のブラウザゲームの売上高は28.6億元で、全国のブラウザゲームの売上高の47.5%占める見込みで、広東省のゲーム産業全体の売上高の1.2%を占めている。広東省のその他のゲームの売上高は11億1000万元に達し、全国のその他のゲームの売上高の18.1%を占める見込みである。
2020年に広東省のオンラインゲームが海外市場で大きな成果を収めたのに続き、2021年の広東省のモバイルゲームの海外市場での売上が389億2000万元に達する見込みで、前年同期比は22.6%増となった。海外市場における売上ランキングのtop20にランクインした広東省のモバイルゲームのうち、シューティングゲームの売上高は全体の53.4%を占め、ストラテジーゲームが10.6%を占めたとのこと。モバイルゲームは広東省のゲーム企業が最も力を入れている分野で、広東省のゲーム企業の自社開発したモバイルゲームの売上高が全体の64.9%を占めたという。
2021年のゲームに関するアミューズメント施設の売上高はじじ103億7000万元で、2020年に比べて8%増となり、全国の総売上高の98.6%を占めた。
また、2021年に広東省のゲームに関連する企業の数は全国の35.2%を占め、中国国内のゲーム売上ランキングのtop50にランクインした広東省の企業が10社に達しているとのこと。