大家好(ダージアハオ)!皆様こんにちは。
大连游者之家信息技术有限公司Gamer Houseの斉藤雄薫と申します。
前回までは、マーダーミステリーの良い部分だけお伝えしましたが、
問題点を考察して終わりにしようと思います。
▼シナリオの問題点
前回、文化的にコミュニケーションをしながら
遊ぶゲームを好むと説明しましたが、
もちろん、好まれるゲーム性も違います。
言葉一つとっても、スイカから得られる
イメージが国によって違うように、
推理方法や考え方が全く違うのです。
なので海外産マーダーミステリーを
相互に楽しむためには、翻訳云々ではなく、
相互の理解なしには難しい事がわかります。
▼消費物という性質
マーダーミステリーの弱点は、
一度シナリオを知ってしまうと
次は楽しめないかもしれない点です。
現代中国において新鮮さは命、
新しい情報こそ価値があります。
故に、ユーザーを確保するためにも
新しい驚きを与え続けなければなりません。
日々の努力や継続が力になるというわけです。
▼全ては集まり次第
最大の問題点は人が集まるかです。
集まる人数に合わせて展開シナリオも変化し
楽しさの根幹に関わってきます。
開発運営ビジネスにするのであれば、
ただ作品を創るだけではなく
地道なコミュニティ活動が必要です。
▼最後に
厳しい意見を早口で書いて参りましたが
エンターテイメントに国境はございません。
この記事を見てマーダーミステリーや
日中エンターテイメントに
少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
ビジネスのご相談お待ちしております!
最後までお読みいただきありがとうございます。
【前回記事】
中国のマーダーミステリー市場とは
とある市場の変化が起きてる?